陣痛に苦しむこと、なんと2日半…

陣痛間隔が5分を切り病院に行ったものの、子宮口が2㎝程度しか開いておらず
まだ無痛分娩の麻酔を入れられないと医師に言われてしまい、
結局、そこから半日も陣痛に苦しむことになりました。
最初に前駆陣痛が始まった時から考えると、2日半。
周りでここまで長かった人は聞かないです…(´;ω;`)
「もうお産やめたいな」と途中何度も思いました。
それでもなんとか頑張れたのは、担当していただいた助産師さんが
ずっと腰をさすってくれて励ましてくれたからでした。
助産師さんがいなかったら、ほんとに途中で出産諦めて、息絶えていた気がします…(-_-;)
子宮口が5㎝に!と思ったら…破水&赤ちゃん心拍低下

医師に確認してもらったところなんとか5㎝ほど子宮口が開いていることがわかり、
ついに無痛分娩の麻酔を入れてもらえることに。
「これで痛みから解放される…」
と思った瞬間!
お腹の中でパン!と水風船が割れたような感覚があり、
尿が漏れたように太ももにツーっと生温かい液体が垂れていきました。
初めてでしたが、すぐに、あ、破水したんだ…とわかりました。
そこから車いすで分娩台に連れていかれたのですが
ここでなんと、赤ちゃんの心拍が低下していることが判明。
現場が一気に、張り詰めた空気になりました。
今まで医療スタッフ3人しかいなかった分娩室に、続々と応援スタッフの方が入ってきて
最終的に10人くらいになり、みんな慌ただしく動いています。
「え…もしかして結構やばい??」
と思っていたところに、帝王切開の誓約書に署名するよう言われました。
「赤ちゃんが危険な状態なので緊急帝王切開します」
さっきまで、途中で出産やめたいと思っていたくらいなのに
いざ赤ちゃんが危ないと言われると、
なんでもするので助けてください、という気持ちになりました。
同意書を書き、帝王切開用の麻酔をかけられてからは、痛みもなく、
あっという間に
「おぎゃー」という赤ちゃんの泣き声が聞こえました。
「赤ちゃん、元気に生まれましたよ」
助産師さんに言われて、安心してぶわーと涙が出てきたのを覚えています。
出産は最後まで何があるかわからない

無事出産を終えて思ったのは、医療従事者の方への感謝&世の中のお母さんたちへの尊敬、
そして、出産は最後まで何が起こるかわからないということでした。
無事に生まれてくれるだけで、ありがたいし奇跡みたいなことなんだなあ。
今は育児で慌ただしく大変な日々が続いていますが、
このときの感動と感謝を忘れずに、大事に育てていきたいなと思います。

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